これだけはやめておけ!初めて買った株が塩漬け状態になった体験談

ひづる

くっ、この株もう売れないかなあ

もめ

やってしまったひづる選手!
株を高値で掴んで塩漬け株にしてしまった模様

読者の方の中にも、株価が下がりすぎて、売るに売れない状況となったことはありませんか?

「塩漬け株」とは株価が購入時から、大きく値下がりし、売るに売れない状態になってしまったことです。

今回は塩漬け株を保有し続け、何とかプラスになったときに売り抜けることができた私の体験談を書いていこうと思います。

おそらくこれをしてはいけないという点が何か所もあると思いますので、同じ轍を踏まないようにしてください。

株の本のこうしましょうという内容より、この記事のこれだけはやめておけの方が価値は高いと思います。

それでは始めましょう。

目次

そもそもの株を買ったきっかけ

私が購入した株は、シンバイオ製薬㈱4582です。

がんなどの希少疾患薬に特化した医薬品製造及び販売の会社です。

なぜこの株を買ったかというと、みんかぶの情報だけをみて、まだ伸びると思って買ってしまいました。

※みんかぶ…株式の情報サイトのこと

当時は、株式投資を始めたばかりでまだチャートの見方もわからなかった頃でした。

ひづる

初心者のくせに、大手ではなくバイオベンチャーを買ったのかが永遠の謎です。

Yahooの掲示板などには「まだまだ伸びる」という声が多く、今思えばさしたる根拠もなく投資をしていました。

完全なる高値で掴まされ、見事に購入した翌日から一気に株価が下落。

気付けば、含み損益がマイナス15,000円ほど、下落率は優に50%を超えていました。

初めての株式投資が大失敗。

でも勉強になることははるかにたくさんありました。

塩漬け株から学んだこと

デメリットばかりの塩漬け株ですが、学んだことも多くありました。

学んだこと① 塩漬け状態だと資金が出せない

当然ですが、株価が大幅に下落しているので、売却して現金に戻すことができません。

またバイオベンチャー株であったため、配当金も出ない株式であり、完全に寝かせるだけになってしまいました。

その間に株式分割もあり、100株あった株式も4分の1の25株となりました。

売却するときに初めて気づいたのですが、株式分割をして単元未満株扱いとなると成行でしか売却注文が出せません。

単元未満株とは…株式の指定購入株数(日本は100株単位が多い)を下回る株数のこと

成行とは…金額を決めて注文を出すのではなく、市場で売買が成立した値で取引が行われるもの

もめ

この金額で売りたい!っていうのができなくなります。

学んだこと② ポートフォリオが常に赤字だとやる気も落ちる

株式や投資信託に投下している資金がそれほど多いわけではないので、一つの銘柄の大幅下落により、常にポートフォリオが赤字でした。

これだけ赤字だと、少々やる気もうせてしまいます。

もう見るのも嫌だから売っちゃおうかなと頭をよぎったこともありました。

学んだこと③ 掲示板であおって価格を上下させようとする輩がいる

Yahooの掲示板などは、だれでも書き込むことができ、だれでも見ることができます。

それまで見たことがなかったので、ある程度信憑性があり、正確なことが書かれているんだろうなと思っていました。

事実、その内容もある程度鑑みて、株式購入に踏み切ったこともあります。

しかし、ふたを開けてみると、掲示板に書き込んだ輩は、「上がる上がる」と個人投資家をたきつけて、価格を上げさせ、上がった価格で売りぬけたのだろうなと思います。

汚いこととは思いませんが、価格のつり上げがまさか身近なYahoo掲示板で行われていることに驚きました。

ひづる

純粋にこんなところでやってたのねという気持ちが強かったです

学んだこと④ 人から聞いたことを鵜吞みにしない。必ず自分で考える

以前、初めて投資信託を買ったときも、訳が分からず営業マンの人のいうことを聞いて買ったものが軽く赤字を出しました。

今回も、みんかぶでよくわからず自分で考えもせずに買った株が大きな含み損を出してしまいました。

昔は、お金にまつわる情報を得られにくかったためしょうがないですが、今はYoutubeなどで簡単に学ぶことができます。

しっかりと自分で勉強して、わからないものには手を出さないということを心がけていきたいです。

今回、ビットコインが高騰しましたが、私は結局仕組みがよくわからず、見送りました。

学んだこと⑤ 買う時より、売る時の方が断然難しい

今回、シンバイオの株を約3年ほど所有していた結果、新薬の承認や黒字化もあり、株価は大幅なプラスとなりました。

しかし、プラスになったとたん、「もう少し上がってからにしよう」と欲が出てしまい、結果として一番利益が出るタイミングを逃してしまいました。

買うときは、論理的に買うことができますが、売る時は感情が邪魔をします。

この難しさを学べたことがよかったかなと思います。

まとめ【やってみないとわからないこともある】

いかがでしたでしょうか。

株式投資は自己判断とは言え、やってみないとわからないこともあります。

実際にやってみて長い長い塩漬け期間を経て、やっとプラスで売り抜けられた私の体験談でも、皆さんのお役に立てれば光栄です。

また自分の経験を整理してお話していこうと思います。

今は失敗から学んで、超堅実に資産運用をしておりますので、よければこちらの記事もご覧ください。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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この記事を書いた人

ひづる(夫)ともめ(妻)が運営する、生活を豊かにする情報を発信するブログです。ライフハック・お金のこと・勉強法などなど様々な情報を提供していきたいと思います。

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