【二世帯】実家をリノベーションして住んでみた

一軒家を建てるのはコスパが悪い・・・

と思っていた私たち夫婦(夫・ひづる、妻・もめ)は、今年から一軒家に住んでいます
もとは賃貸でアパートに暮らしていました。

ただし、家は買っていません。

もともとあった私の実家をリノベーションし、2階に住んでいます。

なぜ実家をリノベーションして住むことを決断したのか、
そして今は実際どんな様子で住んでいるのかを紹介したいと思います。

きっかけからお話ししていますが、メリット・デメリットだけ知りたい場合は、
目次からジャンプしてくださいね。

もめ

住まいについて悩んでいたら、この記事がご参考になれば幸いです。

目次

なぜ実家に住むことにしたのか

まずは、どのような過程で実家でリノベーションすることになったのか、ということをお話しします。

親をひとりにさせるのが心配


まず第一に親の将来の介護のことがありました。


私の実家では、親が一人で住んでいたこともあり、このまま住んでもらうのは心配、とずっと思っていました。


もし一人の時、倒れたら…もちろん、誰も気づきません。


夫(ひづる)が「お義母さんも、一緒に住もうよ!」と言ってくれていたので(いい旦那さんです…)、親と同居する方法として、実家に住むことを一案としていました。

もめ

ずっと見てられるわけではないけど・・・圧倒的に同居の方が安心です。

ただし、実家には住みたくない(笑)

実家には正直あまり住みたくないと思っていました。(自分の家なのに・・・)

その理由は、

・通勤が夫婦ともに不便になりそうだと思ったこと

・私(妻)の親なので、夫がプライベートで気を遣わないか心配だったこと

この二つがあったので、もし親と一緒に住むなら、できれば完全分離の二世帯住宅に住みたかったということがあります。

そしてなにより、実家は骨組みはしっかりしているとはいえ、築30年で、内装もたくさん部屋が分かれているためか、ちょっと暗い印象で、実家とはいえ楽しく住むイメージがその時は浮かばなかったこともありました。

実家を売って便利な土地に住むというのは?

われわれは、考えました。
実家を売って、新しい家を好きなところに建てればいいのではないかと。

親も乗り気で賛成していました。

しかしながら、この目論見は断念しました。

実家を売ること自体は、時間を掛ければできそうでしたが、
見積もりに来ていただいたハウスメーカー(売買)の営業の方には、

  • どれくらい期間が掛かるか分からない(一年過ぎても売れないかも)
  • 値段も欲しがる相手により上下しがち

ということで、早いうちに進めたい私たちには、あまりに気長な話に感じてしまいました。

何より、売れてから次の家を建てる間、今住んでいる親は長い間アパートに仮住まいになるので、金銭的にも現実的でない気がしました。

ひづる

売れるかも怪しいのに、それに賭けるのはなぁ・・・

ためしにリノベーション案を進めてみた

そんな時、郵便ポストにおうちのリノベーションを勧めるDMが入ってきました。

まだ新しい会社で、施工事例は、今風ですごくおしゃれでした。

もめ

リノベーションでみんなが住みたい内装のお家になるなら、実家もいいかもしれないな?

ひづる

費用も下がるかもしれないもんね!

ということで、まずは話だけでも聞きに行ってみました。

そこで分かったことが、
意外にも、内装の自由度が高いということ。

一部の鉄骨は除いて、大抵の壁は壊すことができるようです。

これなら、キッチンやお風呂を分けるなど、二世帯用の内装にもできることが分かりました。

そして思った通り、一軒家を建てるよりも、費用がずいぶんリーズナブルになるということでした。

結局、2社比較して、2社目のリノベ会社に作ってもらった案で納得した私たちは、リノベーションを決意したのでした。

ひづる

通勤が不便そうなことは、一回目をつむりました。笑

やっぱり、考えているだけでなく、行動って大事ですね。

そこからはあっという間に話が進み、半年後には入居できました。

住んでみた結果

いま、住んでから半年くらいになりますが・・・

かなり、快適な暮らしを送っています! 

始めはこんなにうまくいくとは思っていなかったので、正直、意外と言うか、びっくりしました。

もちろん細かい間取りの問題(壊せない壁が発見された)など、リノベの過程では紆余曲折はありましたが・・・

リノベーション会社さんがとても親身になって一緒に造り上げてくれたお家ということもあり、
私たちの場合は、とくに不自由なく楽しく暮らしています。

本当に、リノベーションを選択してよかったと今では思っています。

親もすごく喜んでくれました。

もめ

親は防犯に敏感だったのですが、安心して、
ぜんぜん気にしなくなったそうです。笑

ひづる

新しい暮らしが新鮮で、のんびり楽しんでいます!

メリット・デメリットは?

そうは言っても、実家をリノベーションして住むことには、やはりメリットもあればデメリットもあります!

実際に感じている、リアルな内容は次のとおりです。

メリット

①費用が圧倒的に安い

費用のことばかりになってしまうのですが、私たちの場合は、リノベーションと新築でざっと2〜2.5倍くらい違うと思いました。

リノベーションの方が安上がりとは言え、一度で払うのは厳しい額なので、30年のローンを組んでいます。

それでも、賃貸に住んでいた時の家賃より毎月4〜5万ほど低くなっていて、お得感があります。

②住宅ローン控除を使ってさらにお得になる

「住宅ローン控除」とは、正式名称は「住宅借入金等特別控除」といいますが、
かんたんに言えば、住宅ローンを組んだ場合、
一定の条件を満たしていれば、税金が戻ってくるという制度
です。

これはありがたい…。家の購入だけでなく、リフォームやリノベーションでも適用してもらえます

私たちも、もちろんこの制度を使っています!

③親と同居して助け合える

これは、親などと同居をする場合のメリットです。

当初の予定通り、親孝行ができると思っていたのですが、現状は、私たち夫婦が助けられている感じです。(笑)

料理やいただきものをシェアできたりするのが嬉しいですね!

自分たちは、玄関だけ一緒で、1階と2階で世帯を分けて住んでいますが、もちろんこの辺はお好みで、リノベ段階でいくらでも工夫することが可能です。

④住み慣れた土地である

実家をリノベーションする場合、あたりまえですが、もともと住んでいたので、土地の勝手が分かって住みやすく感じます。

道路はどこが混んでないか、どこに病院があるのか、学区なども・・・

逆に、昔と違い新しい施設も続々できていたりして、違っているところを楽しむのが最近の一興になっています。

もめ

何年も離れていると、けっこう施設が変わるものですね〜

ひづる

お店に関してはもめの情報が古いです・・・

デメリット

①大掛かりな変更はできない

お家の中は、だいぶ好きなようにできたのですが、私たちの家の場合、さすがに階段の位置や玄関の位置は変更できない、と言われました。

つまり、造りに関係するような大掛かりな変更はできないということです。耐震に影響が出るためです。

そのため、玄関を別にするという完全分離の二世帯住宅は、諦めざるをえませんでした

また、当たり前ですが、家自体の外見は、そのままです。

ただ、テラスにウッドデッキを貼ったり、門構えを新しくしたりして、新鮮味を足す工夫はできました。

もめ

これはわが家の話なので、あなたのお家ではもっと自由がきくかもしれません!

②配偶者がいる場合は、片方は気を遣う

結婚していて、どちらかの実家に住む場合、義両親と同居などでは、とても気を遣いますね。これもデメリットの1つです。

この大きな条件に納得してもらう場合、実家に住む側は、配偶者にどのような要望があるのか事前に聞いて、できるだけ適宜気遣うことが大切です。

③思い出の部屋を壊してしまう

弟の部屋が跡形もなく、なくなりました…(笑)

県外で結婚していて戻ってこないのでいいと言われているのですが、そうはいっても、思い出の部屋を改装することは、少し切ないですね。

まあ、家ごとすべて壊すよりはいいでしょう…

④職場へのアクセス

実家に住むことによって職場が少し離れてしまいました

そもそも実家を離れている人は、職場に近いところに住むため、という場合も多いですよね。

1時間ほどで通えるので個人的にはあまり問題ではないですが…。

夫(ひづる)の記事をよかったら見てみてくださいね。

ひづる

職場が遠いことは、意外とメリットにもなることが分かりました。

おわりに

いかがだったでしょうか?

かなり個人的な内容ではありますが、ひとつの実例として、参考になれば嬉しいです。

普通に暮らしていると、あまりリノベーションって視野に入らないですよね。

とりあえず今は賃貸という方も、将来おうちが欲しい!という方も、費用をおさえるためにリノベーションを視野に入れるのをおすすめしたいです!

その際、実家に引っ越すことも視野に入れてみるのはいかがでしょうか?

このブログでは、あなたの生活にちょっと役立つ情報をお届けしています。

次の記事もお楽しみに♪

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この記事を書いた人

ひづる(夫)ともめ(妻)が運営する、生活を豊かにする情報を発信するブログです。ライフハック・お金のこと・勉強法などなど様々な情報を提供していきたいと思います。

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