【社労士開業日記①】開業前に何を準備しておけばいいの?

社労士で開業するときって何を準備したらいいの?

今回は、こんなご質問にお答えします。

この記事を読んでいる方は、社労士受験生または合格後登録されていない方ではないかなと思います。

本記事では、私が様々なところから社労士の開業について調べた内容をシリーズでまとめていきたいと思います。

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ひづる
  • 社労士試験合格者(開業準備中)
  • 現在、本業は民間会社の人事
  • 副業での開業を目指している珍しいタイプです

めちゃめちゃニッチな分野ですが、お付き合いください(笑)。

資格取得の理由は下記の記事をご覧くださいね。

それでは、始めていきましょう。

目次

開業する前にはお金はどのくらい準備しておくべき

まずは気になるお金の話から。

必ず必要な金額と独立開業と副業開業について、解説していきます。

必ず必要な金額

社労士会登録会費と登録手数料 約20万円

年会費 約84,000円

こちらが必ず必要になります。

まず社労士会に登録しないと、社労士を名乗ることができません。

そのため、こちらは必須の費用になります。

内訳は各都道府県によって異なりますが、だいたい以下のような感じです。

※下記は愛知県の例

  • 登録免許税   30,000円
  • 登録手数料    30,000円
  • 社労士会入会金  100,000円
  • 特別会費  30,000円
  • 年会費  84,000円

独立開業の場合のお金について

今ある本業を辞め、社労士1本で稼いでいくことを独立開業としますね。

この場合は、上記の必ず必要な金額に加え、生活費の1年分を準備しておくことをお勧めします。

例えば、月の生活費が約30万円かかるのであれば、30万円×12ヶ月で360万円になります。

このお金には、社労士の年会費や国民健康保険料や基礎年金の保険料も当然含めてくださいね。

現在の支出を見直し、家計をミニマムにしておくことが大切です。

副業で開業する場合のお金について

本業を続け、社労士と2足の草鞋で稼いでいくことをここでは、副業開業とします。

副業で社労士ができるのかという点は別記事に書きますね。

この場合は、上記の必ず必要な金額に加え、生活費の3ヶ月分を準備しておくことをお勧めします。

上記の例を使うと月の生活費が約30万円かかるのであれば、30万円×3ヶ月で90万円になります。

本業で生活に占める金額を稼ぎ出しているので、上記の金額は登録費用や年会費、仕入れや給与ソフトなどに使うことができます。

とはいえ、開業の場合と同じく、家計をミニマムにしておくことは必須ですね。

開業する前に何を準備しておけばいいの?

次に開業時に準備するお金以外のものについて、解説していきます。

必須のもの

パソコン

これはもう必須中の必須です。

これがないと話になりません。

社労士のソフトはWindowsでしか動かないものがありますので、Macの人はあきらめて、買いなおしてください。

私も買いなおしました。

事務所

最初は自宅開業でもOKです。

賃貸マンションなどでは多くの場合、使用用途を居住のみに絞っており、営業活動などはできないことが多いです。

賃貸マンションを借りた時の、重要事項説明書などを見返してみてください。

私は自宅開業の予定です。

電話・FAX

電話は固定電話でなくともいいと思います。

ただし、社労士会の連絡が未だに多くの場合、FAXで来るそうなので、こちらは準備がいりますね。

ネット上でFAXが見れるものをありますので、私はそちらを準備する予定です。

印鑑

社会保険関係の手続きもペーパーレスが進んでいるとは言え、まだ契約書、押印の文化が残っています。

1つはしっかりとしたものを持っておきましょう。

名刺

まずはあなたを知ってもらうため。

埋もれてしまわないようなインパクトのあるものを準備しましょう。

あると便利なもの

給与計算ソフト

給与計算業務を受注する場合は必須になります。

経験者であれば、エクセルでも可能ですが、間違いのもとです。

ミロク情報サービスやPCR給与などいろいろありますが、初心者はやはり弥生が一番いいと思います。

CSVなどとの互換性もいいので、100人くらいまでの会社であれば、弥生で十分だと思います。

私も個人のパソコンには入れています。

社労士専用電子申請ソフト

こちらはお金に余裕があれば、入れたいソフトですね。

電子申請はe‐GOVでパソコンさえあれば、だれでもできますが、いかんせん使い勝手が悪すぎます。

電子申請用のソフトがあれば楽々電子申請を行うことが可能です。

セルズなどの会社が有名ですね。

もう少し安くならないかなあ?

会計ソフト

独立開業であれ、副業による開業であれ、確定申告の対象になります。

スモールビジネスの範囲であれば、税理士さんにお願いしなくても、確定申告は自分で可能です。

そこで必要になるのが会計ソフトです。

毎月しっかりと収支を入力しておけば、現状をしっかりと把握できます。

その意味でも、まずは自分で会計を行うべきですね。

会計ソフトもおすすめは弥生です。

圧倒的に使いやすいですので、こちらで揃えておくことをお勧めします。

必ず青色申告をしましょうね。

まとめ【準備は入念に、飛び出す時は大胆に】

いかがでしたでしょうか。

今回は、準備するお金や準備するものについて書きました。

一番注意することは、準備には終わりがないということです。

最低限、本ブログにあるものが準備できたら、後は飛び出しましょう。

次はこちらの記事もどうぞ。

次回の記事もお楽しみに。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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ひづる(夫)ともめ(妻)が運営する、生活を豊かにする情報を発信するブログです。ライフハック・お金のこと・勉強法などなど様々な情報を提供していきたいと思います。

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