
FP1級を受験したいけど、実務経験のみでいいのかな?



『実務経験のみでFP1級に受験』した情報ってなくない?
本記事はそんな悩みを抱えている方に向けて、FP1級を実務経験のみで合格した筆者なりの良かった点をお伝えします。
筆者は2024年にFP1級に実務経験のみで挑戦し、学科試験2回→実技試験(筆記試験)1回で合格しました。
それでは、始めましょう。
FP1級を実務経験のみで合格
FP1級は実務経験5年以上で受験できます。
34歳の時に、実務経験5年以上(会計事務所勤務+民間企業での実務経験)でFP1級を受験しました。
1級から受験したのは、3級や2級の問題を見ても、ぱっと見わかるものが多かったからです。
200点満点中99点で不合格。全く歯が立たなかったです。
200点満点中139点で合格(合格点は120点以上)
勉強方法を理解中心に変更したのが良かったと自己分析しています。
実技試験は筆記試験で受験し、無事に1回で合格しました。
281時間=257時間(学科試験合格まで)+24時間(実技試験合格まで)
FP1級を受けてよかったことは3つ


民間保険の特約を自分で選ぶことができるようになった
皆さんも生命保険に加入されている方が多いと思います。
生命保険だけでもややこしいのに、特約やら何やらがくっついているのも多いですね。
理解するのがめんどくさく、ついつい担当者の言うままに更新されている方も多いのではないでしょうか。
FPでは生命保険の内容や特約について理解が求められます。
その結果、生活環境や就労環境から何に対して保険で備えるかが明確になります。
自分でこの保険はいらない!この特約はつけようと判断できるようになったのが良かったです。



生命保険の営業の方は特約付帯でややこしくして保険を勧めてきます
自分に何が必要かを判断するのがポイント
社会人としての勉強法が確立できた
30代は20代以下と比較して短期記憶の精度が鈍ってきます。
簡単に言うと、学生時代の勉強法の代表である暗記偏重では難しいです。
FPを受験したときは34歳だった自分は、全く覚えられていない自分に愕然としました。
FPの勉強を通して、暗記偏重から理解重視に方針を変えることができたのが良かったです。
どのように変更したかについては、別記事で詳しくご紹介します。



社労士の勉強時は20代前半でしたから、まだ暗記でいけました
友人からの相談への回答の幅・自信が増えた
筆者は社労士・宅建士も取得しているため、親御さんの年金や土地活用の相談をされることが多いです。
相談の後、相続関係に話が移っていくことが多く、専門知識がないため、自信のない回答になっていました。
FP1級では相続も範囲となり、実務に即した問題が出題されます。
対応に困っている友人に明確なアドバイスができるようになったのが良かったです。
まとめ【FP1級は自分の資産形成の助けにもなる】
FP1級は自分の資産を守るための知識が身につきます。
1級は難易度が高いですが、お金の悩みは皆が持っているため、活用できる範囲が広いです。
「実務経験だけで本当に合格できるの?」と思う方は、是非、チャレンジして頂ければと思います。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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